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こういう人も居る・・という事で。性別だけが区切りじゃないんですよ・・と言いたいブログです。


by makoto-yoshizawa

失望したよのさ。

OP前にアテンドさんが主宰の交流会へ行ってきた。
元々FTM自体に興味はないけど、オペはそうなってしまうので。

英会話出来ない、タイ語話せない、医療知識ない…他でも似たような事を言われたが、そんなものツアーガイドの方がよっぽど聡明だ。

タイはタイ語と思われがちだが英語でも十分に通じる。発音が難しいタイ語より最低6年は勉強している英語の方がアドバンテージがあると思うけど。

「ここまで無知識だと命をドブ川に捨てるようなものだな」

と思いました。女性ならではの術跡を自慢げに見せあっている姿に。少し術式を勉強するだけで変わっていくと思うし、医師に直に聞けばいい、電話で。日本語スタッフがいるそうで、気合入れて質問を投げかけて納得してからの方がいいと思うんよ。

考えてみて。問診で言葉が通じない医師、看護師、通訳、そして君。

「YES」としか言えなくなると思うんだ。知識がなかったら「お任せ」としか言えない。
そのお任せが大失敗でも全ては自分の責任となるワケさ。

MTFさんは調べ上げて納得するまでは同意書にサインしないと言う。
男なのにFTMさんは、実にその点が女性らしいと思うんだ。

「難しい事苦手、楽して楽しくOPしたいわ」

って。術後の痛みは「これで俺は男となる(適当な美談)」
なってどうすんの?そんな女の子発想で。コスプレの過激なタイプ?

僕の場合「OPしてくれる病院」を探すのに一苦労。
国内になったけど(海外より高いです)、これからメールだと面倒なんで資料集めて直談判に行きます。納得したら予約入れます。
結婚は離婚すれば何度でもできるけど、こういうOPは一度きりの勝負。それも命がけ。

いい加減で良い訳あるか。

それと。
タイの渡航経験が二度ほどあるから言うけど。無茶苦茶蒸し暑くて、歩くのにも体力いる。身体の消耗度がハンパない。蒸し暑い外と冷蔵庫みたいな室内を行ったり来たりすれば当然だろう?
観光したいなら止めないけど、後を考えたら寝ていた方がいいんじゃない?スーパーで珍しいフルーツとナイフ買って食べるのも楽しみだよ。

アテンドさんが「気が合わない」なんて言ったら地獄だよねぇ。僕、あんまり騒がないし、煩いの嫌いだから思い切り合わない。

なんで観光も代金の内なのか分からない。
いらないと言う選択肢を取っても同額って・・・そして理想だけわいのわいのと騒ぐ。

失望…これならOPだけでOKの病院に電話しまくる方がイイや。

今週、最後の交流会に行くけど、また毛の自慢大会だったらライターで燃やしてやろうかと思ふ。

何だろう、この馬鹿馬鹿しさ。
FTM全てが「女根性丸出しなのに、見かけだけ男」なんて思いたくないのに。

…そう、思ってしまうんだよ。

あーあ。





注意)今まで会った人は偶然そうなだけと思いたい。ニュートラルに生きる人はきっといる。
# by makoto-yoshizawa | 2013-02-18 12:13

6年ぶりの復活

菊池さんのHPで、偶然僕が放置していたブログを発見。

あれから6年が立ちました。

えっと、結論を言えば…なんと言うんだろう。
のちに性ホルモン不足で、男性ホルモンの投与。(今二年目)OPは来年と。

男性化が固定状態のような。
どうなんだろ、でも…心が落ち着くなぁ。キーキー言わなくなったし。

そんなに簡単?
いや、全然。悩んで決めた事だし。

でも、後悔はなし。

今、戸籍上は女性なんで「女性」で仕事探していますが、無理ありすぎなんですよね。
僕の状態はGIDなんだか、ISなんだか…、人にはGIDと言ってますが。ISを説明すると逃げていくので、染色体の話だし。

僕が「あーISなんだ、ふたなりなんだ」と思う瞬間。

下品な話、ひとりえっちですね。男性ホルモンは性欲のホルモンと言うくらい、爆発的に性欲が増します。
やっていると、あーなんつの。男の快楽と女の快楽を一気に味わえる気分。

自己完結。

お陰様で恋人に求めるふれあいはkissとハグでいいやって。

相手いませんけど。

これからどうなっていくのか、不定形ではありますが更新して行こうと思います。
# by makoto-yoshizawa | 2013-02-13 18:17
今回のパーティの主宰は何時ものママじゃないらしい。文章に遊びが無い所や、淡々としているところから、年配の女性か『30代~50代くらいの男性』と判断。

別に主宰が誰でも、構いはしないのだが・・。ほら、主宰がメインで、主宰を盛り上げるイベントじゃないからね。

ここの主宰の『求めている女性像』が難解なのだ。

「渋谷系ギャルなら要らない。上品でワンランク上の女性っぽいのが良い。』

だから・・『ぽい』ってのは、俺様でもOKって事?。んなわけないよな・・。上品なのは掴める、ぶっちゃけカジュアルじゃなければ良いと言うやつだ。
ワンランク・・何を指してワンランク?。森 昌子って自分的にツボマダムなんだけど・・それ系?。ありゃ60代だ・・エレガントなマダムだけど・・こちらは30代。叶姉妹になるなら、全身整形だよなぁ。

あー昔は、ジーパンじゃなければ良い。衣装に不具合があるなら貸し出し。戸籍上女ならいう事はないが・・見た目が女なだけでも良いよ、となっていたから、普段着で来て衣装を借りるだけで良かったんだけどな・・多分、ここの主宰はイメージの服じゃなければ貸すと思うけど。店舗は同じだし。

こうなりゃ聞けば良いや。

「何がベスト?。」
「あースカートなら何でも良いよ。でも・・ちと記念パーティだから、それなりにフォーマルだと良いな。」

「アオザイ(極めてロングのチャイナ服に似ているが、スリットが腰まで来ている為、同布のズボンを履く)があるけど・・ベトナム女性の正装だし・・良いかな?。」

「バーで着ている分には良いよ。実はアオザイ好きなんだよね。」

そりゃ・・ホテルプレイになったら、こんな目立つは格好しないよ。調度、娘っこからの誕生日プレゼントがソレだったのだ。。「この子・・どういう感性?」と頭を悩ませたが、最終的には良かったよかった。プレイは入ると思わないけど、一応、プレイ用の外出着は持っていこう。

「あそこの衣装は、まんまお水服しかないんだよね・・流石に着て闊歩は無理。」


さて・・明日は打ち合わせの後・・ちとやってくるか。何時ものママの方が気兼ねないんだけどな・・。まぁ、仕方がないさ。
# by makoto-yoshizawa | 2007-07-01 22:49

プチ話を三つほど・・

プチ話①

太っている・・これだけで、採用枠から外れる事はあるらしい。
女子社員の場合は「制服が無い」 男子社員は「見た目からしてできなさそう」てな感じらしい。

「制服は会社が用意するものだから仕方が無いとして・・痩せてるやつがドン臭くないと言うのは嘘だぞ。出来るできないは体形じゃなくて、本人のやる気と努力さ。努力のベクトルがウェイトコントロールに行かないのは個人の自由だろ。」

去年は太りまくって着れる服がなかったが・・別に特別なダイエットもせずに、今は9号は無理でも11号は入る。MからLというサイズ。LLだとゆったり着れて涼しい。

「普段の生活を普通にやっていればなんつーことなく、ウェイトは落ちるって奴かな。」

この頃、少し上昇傾向だから、アルコールとジュースと油が強いものは控えよう。ダイエットは生活習慣の改善と言う意味らしい。(英語で直訳するとそうなんだとさ・・深く追求はするな、俺は英語はダメダメだ)

後五キロくらい落としておけばベストポジションだが・・気長にやろう。

プチ話②

二丁目・・ゲイのオッサンからナンパ。「男からナンパ三昧」と言えば、他所なら・・まぁ、それなりに目を引くおねぇちゃんなんだろうが・・ここは二丁目。

「なんだ・・君は少年じゃないのか(落胆)。」
「ああ・・よく見たら・・そうか(落胆)。」

自分的に言えば、この界隈でナンパをする奴は男女関わらず偉大なチャレンジャーだ。昔・・まだネットワークが樹立されていなかった頃は、それ系の店を探すだけで苦労。そして通っている客から好みの子をみつけ・・逢うまでで苦労。

パートナーを見つけるのは苦労の連続だった。

その過程無視で、声をかけるなんて・・これは素晴しいファイターじゃないかい?。でも・・期待には添えないのだ。すまん。

「悪かったよ・・ああ、バイだし・・良かったら構わないけど。」
「いや・・まぁ、そこで飲むか。俺の知り合いもいるよ。」

スタンドバーで飲み明かす。ツレは外人だった、この界隈は国籍さえフリーだ。『セクシャルマイノリティ』と言う共通のものがあれば、後はスルーだ。

ニューイヤーイブも連中と朝まで飲んで、初詣して帰った。中を知れば気さくでざっくばらんな奴が多い。明るくて前向きな奴ばかりだ・・見習おう。

プチ話③

「実在写真を見て驚いたが・・バロスペシャル(関節技の一種、キン肉マンという漫画で誰かが掛けていた)って出来るもんだな。いや・・あの体制だろ?・・無理じゃネェかと思ったんだよ。」

「いや・・コブラツイストも地味そうだけど、やるとなると大変なんだ。中々上手く決まらないんだよ。随分練習したがなぁ。」

「・・・キン肉バスターはやろうと思えば出来るよ。」

「マジで?。」
「嘘だろ?。」

「うーん・・一人にサポートしてもらって、後は体制を正したら出来ないことは無い。キン肉ドライバーは無理だけど。」

「ジャンプしてあのポジションを空中で作って落とすなんて・・どんな脚力だよ。できねぇよ。」

ちとしたプロレス談義。一人が自分に言った。

「あのさ・・猪木を極めるならパラオだよ。猪木アイランドに行かなくちゃ。」
「それはラストバトルなんだよ。それまで熟成して闘魂魂を蓄えないと。」

闘魂魂とはキャッシュの事ですが・・。
# by makoto-yoshizawa | 2007-06-30 13:13

精神科病棟騒動記

全部、実録です。あしからず。

(入職初日)某月某日

まだ春の花冷えが残るシーズン・・派遣組ヘルパーとして、某精神科専門病院、特別室付き開放病棟に着任した。

「ま・・閉鎖じゃないから楽でしょ。」

これが後の悲劇になる。そこは病院でも力を入れている新型病棟で・・入院生活というより、自宅ではないが、癒される空間を目指しているそうだ。

後で知ったが入れ替わりが激しい病棟だ。でも・・再入院率も高い。余程居心地がいいんだろう・・悪くないように接しているからね。

そして居心地が良いのは当たり前。豪華な個室が多い・・大部屋でも四人体制で、敷地が広い。ユニットにしている介護施設より広い構造だ。

病棟ナース長から説明があった。
「んーと・・ここの患者さんが、躁鬱さんで・・ここも躁鬱さんね・・。」
「あのー躁鬱さんじゃない患者さんは誰ですか?。」
「ここかしらね。ここは老人性鬱病の人だけしか入れないのよ。」

一室だけかよ・・最初から躁鬱さん限定病棟だといいやがれ。

某月某日

仲良くなった派遣ヘルパーと談話。
「あれー・・男性ヘルパーのユニフォームを着させられているんだ。大変だ・・Ns(ナース)が楽だから似たようにユニフォームを着ているよ。間違われたら厄介だよ。」
「うげ・・ヘルパーユニフォームが欲しくて請求してもね・・なんか、ERに出て来そうな愉快なDrっぽくないですか、コレ?。嫌だな・・。」

あはははーと笑いながら入浴介助。実は体感気温は35度を超えている。ナチュラルハイ?

某月某日

屋外清掃要員に借り出される。

「風か・・箒が飛ばされますよ。」
「煩い、後2時間でアップだ。つべこべ言わずにやれっての。」

山の上にある病院の最上階は突風だ。ひーひー言いながら掃除をした。何が必要なんだかは知らない。精神科病棟は屋外に出るのは禁止・・。だからベランダなんて、職員喫煙用にしか使用されていないのにねぇ。

某月某日

カンファレンス会議。この院長は、なぜか新設病棟でカンファをしたがる。そりゃ・・旧病棟は六人部屋で、無茶苦茶古臭い作りだ。だからってね・・。

「全く・・貴様らの茶とかを出すこっちの身になりやがれ。こうなったら大サービスだ。癒されろ、癒してやるぜ。」

廃棄指定されていたハーブティをリサイクル。適当に煎れて、適当に出してみた。皆さん、気に入ったようで冷や汗をかいていた。

某月某日

洗濯日和。今まで出来なかった備品の洗濯を一気にした。

「良かったら全部洗濯するよ。なーに柔軟剤もあるさ。生地を痛めることはしないよ。」

と若手Ns(女の子限定)に言った。わらわらと洗濯物が・・中に下着がごっそり入っている袋発見。

「良いのかな・・干す場所はナースステーションの前なんだけど。」

勝負下着は自前で洗濯しましょう。

某日某日
隔離指定患者の隔離指示当日。
「気合だ!!、ダー!!。」
と皆で怒号。これくらいの気合がないと、拘束も隔離も出来ない。

「アンタは備品回収だ。後から私がサポートする。」
ダンボール箱が沢山。
「こんなに病棟に入れて退院するときに邪魔なような気がしますが・・。」
「知らん・・勝手に通販で買っちゃうんだから。この頃では返品常習者の悪質クレーマーとしてマークされているんだとさ。」

あーあ。

コレはことだな。Nsと事務員とDrが患者を説得。それで注意を背けている間に、備品の全てを箱詰め、ラベリングして回った。
隔離患者は衣服まで全て没収・・これが基本の規約だ。紙パンツに病院指定のパジャマ・・外から施錠・・24時間監視体制になる。

「こりゃ・・騒動なのは説得している医療関係者だな。くわばらくわばら・・。」

ナチュラルに攻撃モードに入っている患者を隔離室に誘導するのは大変そうだ。こちらも怒鳴られたし・・知らんよ、こちらは指令通りにしているだけだ。

某月某日

ナース学生が泣きつく。

「どうしたんだい?。」
「バイタルが上手く出来ないんです。これだと・・実習終了できません。」

まてまて・・聴診器を使った水銀式バイタルチェックは君達の専売特許だ。おーいおい。コレができなかったら洒落にならんぞ?。
昼にNsが怒り狂っていた。「あのアホ共!!、バイタルがまちまちだ。計りなおしだぜ。」と。コレは怖いな。。ちと無関係のオバサンが介入してやるか。

「日報よこしな。なーに、イマドキはさ、デジタルも水銀も値はさほど変わらない。やっておいてやるよ・・内緒な。」

適当にデジタルでチェックして内緒で置いておいた。怒られなかったらしい・・良かったね。

某月某日

怒涛の院内運動会。これは入院患者より病棟職員の方が熱くなる祭典だ。

「くそー!!、うちの若手は雑務要員で取られたし・・おい、飛鳥、君が行け!。」
何時もは穏やかなナース長の目が充血している。怖いな・・これは言う事を聞いておこう。

なんで、代行走者に選ばれたのがラストランのパン食い競争なんだよ(泣)。一番シンプルだけどハードな競技じゃないかよ。

このパン食い競争・・ただ闇雲にパンをゲット出来ない。パン取り付け要員とパン誘導要員が、職員相手だと乱闘騒ぎになってもよしと言う・・ハードなものだ。

(先手必勝しかない・・この面子だと、逃げるが勝ちだ)

何故かラストランの走者は急性期の猛者・・ナース生の若手な男の子・・医局の若手・・営養科の腕利き・・この面子に自分は汚いと思う。だから、大いに汚い手は使わせてもらう。

「このガキャーーー!!。いてまうど、ワレェ!。」

と走り出したその足で、パン要員に襲い掛かった。怯む要員からパンを強奪・・後は逃げる。流石にもっと洒落にならない手口(患者の前で見せるか・・ソレを(汗)を使い、巻き返した急性期には追い抜かれだが、二位に入賞。

「やった!!アンタはエライよ。」
と祝福コール。ビールを景品にくださいよ。そうしたら、急性期からでもパンを強奪しますから。

某月某日

やっと後任来院・・。
業務引継ぎをしていた。総婦長から呼び出し。
「院内に残りなさい。貴方は若いし・・ナースになる気はないかしら?。提携の看護学校に行かない?。」
心が揺らぐが・・

「私は福祉畑だから出来ること・・それを大切にしたい。患者を治すことも大事だが・・患者と病気と・・それと共に生きていく伴走者も必要です。私は伴走者で十分ですよ。」

嘘・・年金が大事だから、職員になっちゃったらカットだし。引き上げしたほうが優位だ。では、また何時かご縁があったら逢いましょう・・という事で。

終わり。中々・・愉快な仲間達でしたよ。個性溢れる連中かな・・また、新たなる出会いを求めて放浪は続く。
# by makoto-yoshizawa | 2007-06-29 02:31